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冨安のW杯予選は招集困難か…アーセナルのアルテタ監督が復帰に慎重姿勢 

[ 2022年3月12日 19:33 ]

アーセナルのDF冨安健洋(AP)
Photo By AP

 サッカーのイングランド・プレミアリーグでアーセナルに所属し、左ふくらはぎ負傷で離脱している日本代表DF冨安健洋(23)の復帰に関し、アルテタ監督が慎重な姿勢を示した複数の英紙が11日に伝えた。

 13日にレスター戦を控えて復帰の目処を問われて「分からない」と回答。「一定期間、継続して練習の必要がある。再発の懸念を取り除かないと」と無理をさせない方針を示した。日本代表は来週にも今月下旬のW杯アジア最終予選に向けたメンバーを発表する見通しだが、所属クラブでの復帰が見送られている中で招集は困難な状況と言えそうだ。

 昨年12月中旬に右ふくらはぎを痛めた冨安は強行出場での実戦復帰と故障再発を2度繰り返した。2月19日のブレントフォード戦でベンチ入りしたものの、その後の練習で逆の左ふくらはぎを痛め、同24日のウルバーハンプトン戦から2試合連続でベンチ外となっている。

 アルテタ監督は右ふくらはぎに続き、逆の足を負傷していることに関して「(右)ふくらはぎを痛めた後、すぐに回復したので起用した。実際のところはわからないが、復帰が早すぎたのかもしれない。ケガが再発したのでチームから離れた。そして復帰したら再び痛みを感じた」と指摘。故障後の戦列復帰が早過ぎた可能性があることを認め「彼は非常に重要な選手だけに残念でならない。残念なことに、今は彼を起用できない」と語った。

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2022年3月12日のニュース