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横浜 終了間際のラストワンプレーでDF實藤友紀がオーバーヘッドで起死回生ドロー弾

[ 2022年3月12日 16:58 ]

J1第4節   札幌1―1横浜 ( 2022年3月12日    札幌ドーム )

<札幌・横浜>後半アディショナルタイム5分、同点ゴールを決めた横浜・實藤(撮影・高橋茂夫)
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 横浜は12日、敵地で札幌と対戦し、1―1のドローに終わった。後半25分に先制を許したが、試合終了間際のラストワンプレーでゴール前に攻め込んでいたDF實藤友紀がオーバーヘッドで起死回生の同点ゴール。敵地で貴重な勝ち点1を拾った。

 3月2日の神戸戦(2―0)に続く今季2戦目の先発となったセンターバックにとっては、昨年10月24日のC大阪戦以来となるJ1通算6ゴール目。33歳のベテランは「引き分けでも良かった。時間がなかったので、ねじ込んだという感じです。どんな形でも良いから足に当てればと、感覚に任せて、(ボールが)上がった瞬間にはオーバーヘッドをしようと思っていた」とホッとした表情で振り返った。

 チームはこの日も前半から攻撃サッカーを仕掛け、サイドを中心にチャンスを多く作った。だが相手GKの好セーブなどもありなかなか決められず、この日ボランチでプレーした岩田は「ラッキーな勝ち点1。負け試合に等しい試合だった」。その中でもマスカット監督は「きょうピッチ上に立った選手は(本職でない)違うポジションで出ても、フィジカルを落とさず強くいく姿勢を見せてくれた。選手を誇りに思います」と選手を称え、「なかなか思うような試合運びにならなかったですけど、ポジティブな部分はある」と、次戦18日のホーム鳥栖戦へ前を向いた。 

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2022年3月12日のニュース