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セルティックの日本人トリオが鮮烈デビュー!大然が先制弾、旗手がMOM 低額移籍金に脚光

[ 2022年1月18日 10:11 ]

スコットランド1部   セルティック2―0ヒバーニアン ( 2022年1月17日    英国・グラスゴー )

(左から)前田大然、旗手怜央、井手口陽介
Photo By スポニチ

 セルティックに新加入した日本人トリオが鮮烈なデビューを飾った。冬季中断明けの初戦となったホームのヒバーニアン戦で前田大然(24)が開始4分に先制点となる初ゴール。中盤に入った旗手怜央(24)は攻守に躍動してマン・オブ・ザ・マッチに選ばれ、井手口陽介(25)も前田と旗手が退いた後半29分から交代出場でデビューした。

 前田は右太腿裏の負傷が長引いて欠場した古橋亨梧(26)に代わってセンターFWで出場し、右クロスを右足でゴール右隅に決めた。ポステコグルー監督は「新加入の3選手は全員いいプレーを見せた。うまくやれると確信していたし、いいスタートを切った」と満足げに振り返った。

 クラブOBで評論家のジョン・コリンズ氏は自身が熟知するJリーグから古橋に続いて新戦力を発掘したポステコグルー監督に触れ「“よくやった”と言わないと。彼は自分が求めているものが分かっていた。素晴らしいメンタリティーを持つ優れた選手たちでクラブも投資に満足しているだろう。欧州でこの金額でこのクオリティーの選手は獲得できない。功績はクラブ、そしてもちろん監督にある」と称えた。

 地元メディアでは期限付き移籍で横浜から加入した前田は完全移籍のオプションが行使された際の移籍金が170万ポンド(約2億7000万円)、4年半契約の完全移籍で川崎Fから加入した旗手の移籍金が140万ポンド(約2億2000万円)、同じく4年半契約の完全移籍でG大阪から加わった井手口の移籍金が85万ポンド(約1億3000万円)と報じられ、低額の移籍金があらためて脚光を浴びた。

 マンチェスターUでプレー経験があるマイケル・スチュワート氏も「旗手はトップクラスの選手。移籍金が140万ポンド?冗談だろ?あれほどの選手をそれで獲得できるなんて信じられないよ」と驚いた様子だった。

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2022年1月18日のニュース