横浜FC　ともにJ2降格の大分に完敗　早川監督「全てで劣っていた」最下位のまま最終戦へ

明治安田生命J1リーグ第37節   大分2―0横浜FC （ 2021年11月27日    昭和電工ドーム大分 ）

大分に敗れ、肩を落とす中村（中央）ら横浜FCイレブン
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　横浜FCは大分とのJ2降格決定チーム同士の対戦に完敗した。勝てば最下位脱出だったが、開始早々の前半8分に相手のスローインをペナルティーエリア内で簡単につながれて失点。同27分にはDF高橋秀人（34）のバックパスが不運なオウンゴールとなった。早川知伸監督（44）は「意地と意地のぶつかり合いというところで、全てで大分さんに劣っていた。降格が決まったところから、切り替えることができていなかった」と悔しさを抑えるように話した。

　4日の最終節はホームに札幌を迎える。勝ち点1差の19位の仙台に得失点差で大きく劣るため引き分け以下ならほぼ無条件で、勝っても仙台が勝てば最下位で失意のシーズンを終えることになる。DF袴田裕太郎（25）は「降格は決まったけど意地を見せたい。自分自身に勝てるような、チームも勝たせるプレーをピッチで表現したい」と言葉を振り絞った。