FC東京、後半逆転で森下監督就任後初勝利「最高に嬉しいが…次のことで頭いっぱい」

明治安田生命J1リーグ第37節   広島1―2FC東京 （ 2021年11月27日    Eスタ ）

　FC東京は敵地で広島に1―2で勝ち、今季の成績を15勝7分け15敗の五分に戻した。10日に就任した森下申一監督（60）は2戦目で初勝利。12月4日の最終戦ではホームで福岡と対戦する。

　前半12分にセットプレーから先制されたが慌てなかった。徐々にゴール前に侵入する回数は増え、後半13分にブラジル人FWアダイウトン（30）が同点ゴール。さらに同31分には途中投入のMF紺野和也（24）が強烈なミドル弾でチームを救った。

　指揮官は「前節の徳島戦では1対1の戦いで気持ちで負けていた部分があった」とし、「勝利に対する貪欲さという部分で、この前のゲームで目がさめたと思っている」と強調。そのうえで「（初勝利は）最高に嬉しいが、まだホームで1試合ある。次のことで頭がいっぱいです」と前を見据えた。