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ゲンク伊東“お家芸”高速クロスでV弾アシスト、欧州リーグ1次L第1戦

[ 2021年9月18日 05:30 ]

欧州リーグ1次リーグ第1戦 H組   ゲンク1ー0ラピッド・ウィーン ( 2021年9月16日 )

<ゲンクーラピッド・ウィーン>競り合うゲンク・伊東(右、AP)
Photo By AP

 16日に各地で欧州リーグ1次リーグ第1戦が行われた。H組でベルギー1部ゲンクの日本代表MF伊東純也(28)は、敵地でFW北川航也(25)を擁するラピッド・ウィーン戦に右MFでフル出場。0―0の後半アディショナルタイムに決勝弾をアシストし、チームを1―0勝利に導いた。D組のドイツ1部Eフランクフルトの日本代表MF鎌田大地(25)は、ホームでのフェネルバフチェ戦にフル出場も1―1で引き分けた。

 日本が誇る快足ウインガーが、大仕事をやってのけた。0―0で迎えた後半アディショナルタイム。敵陣右でボールを受けたMF伊東が、正面の相手を股抜きで抜き去ると、ゴール前へ高速クロスを供給して劇的な決勝弾をアシストした。この日は試合序盤から何度も好機を演出。欧州の舞台で個人技が光った。

 日本代表として臨んだ7日のW杯アジア最終予選中国戦でも、クロスから決勝ゴールをアシスト。来月7日の最終予選サウジアラビア戦は出場停止が決まっているが、同12日にはオーストラリア戦が控えている。昨季リーグ戦32試合に出場し、10得点をマークするなど、主力として確固たる地位を築いた男の好調ぶりは、日本代表にとってもプラス材料だ。

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2021年9月18日のニュース