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本田に並んだ!南野W杯予選7戦連発!古橋と“興国高ホットライン”開通

[ 2021年6月8日 05:30 ]

W杯アジア2次予選   日本4ー1タジキスタン ( 2021年6月7日    パナスタ )

<日本・タジキスタン>前半、ゴールを決めた南野(左、右は古橋)(撮影・坂田 高浩)
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 日本代表は7日、W杯アジア2次予選タジキスタン戦に4―1で快勝した。既に最終予選進出が決まっていた中、トップ下で先発出場したMF南野拓実(26)が前半40分に決勝点をマーク。開幕からのW杯予選7試合連続得点を奪い、自らの記録を更新した。チームは11日に親善試合セルビア戦(ノエスタ)に臨む。

 完璧なタイミングで飛び込んだ。1―1の前半40分、右サイドの古橋からクロスが送られると、DFと駆け引きしていた南野はニアサイドへ。左足ダイレクトのシュートでネットを揺らし、これが決勝弾となった。

 「ボックス内でのプレーがゴールにつながるんじゃないかという気がしていた。鼻が利くというか、一瞬を突けたのは良かった」

 これで今回のW杯予選は7戦9発。開幕から続く自らの連続得点記録を更新し、本田圭佑が16年に残した、W杯予選での出場7戦連発という記録にも肩を並べた。

 「圭佑くんの記録に並んだことはうれしいけど、まだまだ代表として実績を残していきたい。満足はしていない」

 既に最終予選進出が決まっている状況下で、一つのテーマに掲げていたのが国内組との連係。その中で、興国高の同学年である古橋とホットラインを築いた。自らがC大阪U―18に所属していたのに対し、古橋は同高サッカー部に在籍。クラスが違った当時は話すことも少なかったが、3月の合宿などからコミュニケーションを図ってきた。2人が代表でともに先発出場したのは、これが初めて。地元大阪で息の合ったプレーを披露し「亨梧のクロスを決められて良かった」と喜んだ。

 「アウェーの暑い中で戦うこともあるし最終予選はもっと苦しくなる。精度を上げていきたいし、課題を改善していきたい」

 W杯への道のりは、ここからが本番。厳しい戦いを勝ち抜くため、チームとしての完成度を高めていく。

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