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OA枠の遠藤航 欧州組10人含む東京五輪世代に「ギラギラしているのが凄くいい!」

[ 2021年6月8日 12:20 ]

<U-24日本代表練習>笑顔で練習する(右から)林、堂安、遠藤航(撮影・小海途 良幹)
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 OA枠でU―24日本代表に選出されているMF遠藤航(28)が8日、オンライン取材に応じ、東京五輪世代の持つ「ギラギラ」感を称賛した。今回招集されたメンバーのうち、OA枠を除いても欧州組は10人。遠藤が出場した5年前のリオ五輪での欧州組は南野拓実(当時ザルツブルク)と久保裕也(当時ヤングボーイズ、本大会はクラブ事情で不参加)だけだったが、大きく様変わりした。

 合流から2試合を経てチーム内の雰囲気からも前回との差を実感している。「海外でプレーしている選手が多いのも大きな違いの1つ。みんな、自分を持っているというか、ギラギラしているのが凄くいいなと感じます。僕らが入っても年上とか関係なく自分の良さをチームのために出そうとトライしてるし、そういう姿勢があるからこそ海外でやってる選手が多いのかなと。国内の選手ももっと出していいと思うし、そういう部分は、年上から見ても頼もしく感じます」。

 16年リオ五輪後、18年W杯も経験し、欧州に移籍。シュツットガルトでプレーした今季はドイツ1部で「デュエル」勝利数1位に輝くほど成長を遂げた。遠藤自身は5年前、主将として臨んだリオで1次リーグで敗退した悔しさへの雪辱とともに頼もしき東京五輪世代へ、経験の還元もテーマに掲げる。「自分の良さを出して“こういうプレーをするんだぞ”と手本になるようなプレーを見せられれば」と話していた。

 U―24日本代表は12日に五輪メンバー選考前最後の親善試合となるジャマイカ戦(豊田ス)を戦う。

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2021年6月8日のニュース