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なでしこ宝田 五輪へ猛アピールを誓う「ミスを恐れずいろんな事にチャレンジしていきたい」

[ 2021年6月8日 14:37 ]

サッカー女子国際親善試合<日本・パラグアイ>後半、ボールをキープする宝田沙織(撮影・西海健太郎)
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 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のDF宝田沙織(21=ワシントン・スピリット)が8日、オンラインで取材対応した。チームは7日から、10日のウクライナ戦、13日のメキシコ戦に向け広島県内で合宿をスタート。来月に迫った東京五輪を前に「オリンピックに向けて最後のアピールの場と意識して、ミスを恐れずいろんな事にチャレンジしていきたい」と猛アピールを誓った。

 20年冬に海外移籍を決断。「試合のスピード感や迫力はやっぱり違うなって感じました」と、早速日本サッカーとの違いを体感した。それでも「スピードの対応だったりポジションの位置、準備、予測ってところは、もっと早くしないといけないとアメリカでやって感じた」とさらなる成長を見据えた。

 今回の合宿には、同じセンターバックとして理想とする選手がいる。11年W杯優勝メンバーのDF熊谷紗希(30=Bミュンヘン)だ。昨年11月以来の代表参加となる熊谷に対し、「経験やリーダーシップがすごくあるので。そういうところをまねしつつ、しっかり守備や攻撃を一緒に組み立てていければ」と共演を心待ちにした。

 ベスト16で終わった19年W杯からちょうど2年が経つ。当時の悔しさを知る21歳は、「いろんな人にプレーで恩返しするって思いはあるので。自分が必ずオリンピックのメンバーに入って優勝するのが1番の恩返しだと思っている」と力を込めた。

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2021年6月8日のニュース