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森保ジャパン 守備“急造ライン”崩れ屈辱失点…W杯最終予選前では9年ぶり「私に原因」

[ 2021年6月8日 05:30 ]

W杯アジア2次予選   日本4ー1タジキスタン ( 2021年6月7日    パナスタ )

<日本・タジキスタン>ベンチから指示を出す森保監督(撮影・篠原岳夫)
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 森保ジャパンが今回の2次予選で初失点を喫した。先制した直後の前半9分。左サイドからのクロスを頭で叩き込まれ、あっさりと一時同点となるゴールを許した。W杯最終予選前の失点は12年2月の3次予選ウズベキスタン戦以来、9年ぶりの屈辱となった。森保監督は「私に原因がある。選手をたくさん代えたから」と責任を口にした。

 既に2次予選突破を決め、指揮官は最終予選に向けた「底上げ」をテーマに掲げた。特にDFラインはOA枠の吉田、酒井に東京五輪世代の冨安が不在。W杯予選では09年6月17日のオーストラリア戦以来12年ぶりに、守備陣はGKを含むオール国内組で臨むなど、新戦力にチャンスを与えた。

 「誰が出てもプレーの連係ができるのが理想だが、相手の強度もあって全体練習1回だけでパーフェクトは難しかった」と森保監督。わずかな練習時間で作られた“急造ライン”とあり、序盤はミスが目立った。それでも、DF昌子は「代表で集まる以上は合わせていかないと。言い訳はできない」と唇をかんだ。指揮官は「失点はうれしくないが、経験値としては悪くはない」。9月開幕の最終予選に向け、今月の残り2戦へ視線を向けた。

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