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東京V 林陵平が引退会見「サッカー選手としての旅を終えます」 今後は「この数年で…」

[ 2020年12月22日 15:20 ]

東京VのFW林陵平
Photo By スポニチ

 今季限りで現役を引退したJ2東京VのFW林陵平(34)が22日、オンラインで引退会見を行った。「小さい頃から育ったヴェルディでこのような会見ができて光栄でうれしく思う。プロ12年、サッカー選手としての旅を終えます。その中でたくさんのことがありました。素晴らしい光景も見たし、立ち止まって嵐も見た。12年間ありがとうございました」とあいさつした。林は東京Vの下部組織出身で、ユースから明大を経て東京Vのトップチームと契約、柏や山形などでもプレーした。

 思い出について聞かれると「09年の初スタメンの試合で開始数秒で菅原(智)さんが退場になった試合。その後1アシスト1得点した」と4月15日の鳥栖戦(味スタ、2―0で勝利)を挙げた。柏に移籍した10年にはJ2優勝、11年にはJ1優勝しクラブW杯にも出場、準決勝のサントス戦で敗れはしたが、「ネイマールと握手し、ユニホームを交換しただけでも出た価値があった」と振り返った。

 海外サッカーも熟知しており、1月には海外サッカーの著書を出す準備もしているという。今後は「いくつか話をいただいている。監督かコーチか強化の仕事か、解説者か、この数年で何に向いているか見つけたい。サッカー界にいることは間違いない」と話した。

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2020年12月22日のニュース