FW浅野雄也「足元の技術は拓以上」兄に続く五輪代表へアピール誓う　U23代表候補合宿スタート

＜U―23代表合宿＞ランニングを行う浅野（右から2人目）らU―23日本代表合宿参加者たち（撮影・木村　揚輔）
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　来夏の東京五輪に臨むU―23日本代表候補が22日、千葉県内でトレーニングを開始した。24日から合流するMF渡辺皓太（22）を除く23人でスタート。この日は2部練習で、午前はパスゲームなどで約1時間、汗を流した。

　FW浅野雄也（23＝広島）は今回が森保ジャパン初選出。FW上田綺世（22＝鹿島）やFW前田大然（23＝横浜）らが名前を連ねるFW争いの中で「ゴールに向かう姿勢はどんどん出していきたい」と意気込んだ。

　兄はパルチザンで活躍する日本代表FW浅野拓磨（26）。「小さいときから拓が活躍するとほんとに悔しくて。拓の背中を追って自分もサッカーをしてきた。五輪もそうですけど、代表やチームでの活躍を見るとめちゃくちゃ悔しい気持ちもあった」という。

　その兄の活躍から刺激を受けて成長を続け、今季は広島で32試合に出場。前回のリオディジャネイロ五輪に出場した兄に続く五輪出場への一歩を踏み出した。「足元の技術は拓以上のものを持っているので、そこをどんどんアピールしていきたい」と誓った。