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どん底でもイニエスタがACLへ決意表明「トロフィーを神戸に持ち帰る」

[ 2020年11月18日 20:41 ]

明治安田生命J1第31節   神戸0―1浦和 ( 2020年11月18日    ノエスタ )

<神戸・浦和>後半、青木(左)をドリブルでかわすイニエスタ(撮影・北條 貴史)
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 どん底のチーム状態でACLの舞台カタールへと旅立つことになり、神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(36)がサポーターに謝罪した。ホーム最終戦となった浦和戦に0―1で敗れ、今季初の5連敗。試合後のセレモニーでマイクの前に立った主将は、神妙な面持ちで語り始めた。

 「今、皆さんにとって難しいときということは理解しています。まず始めに、この難しい一年の中、変わらずに示してくれた応援に対して選手を代表して感謝を申し上げたい。また、ファンの皆さんの応援に値する活躍できなかったこと、このクラブに見合う結果を出せなかったことを申し訳なく思います」

 直近10試合で1勝1分け8敗と苦しみ、33試合を終えて11位。思うような結果を残せなかったが、25日からはクラブが最も重きを置くACLが再開される。

 「今日でシーズンの一部は終わりますが、まだ全ては終わっていません。カタールでチームメートと大きな結果を出せると信じていますし、トロフィーを神戸に持ち帰りたいと思います。皆さんにこれ以上の応援を頼むことはできないし、それほど応援をしていただいているが、カタールでは心と頭で皆さんのことを考えながらプレーすることを誓います」

 現状は極めて厳しい状態ながら、アジアNO・1の座を目指してカタールへと乗り込む。

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2020年11月18日のニュース