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バルサ、C大阪・西川に再触手!今冬2度目のオファーか、久保と同学年の逸材に高評価

[ 2020年11月18日 05:10 ]

C大阪・西川潤
Photo By スポニチ

 スペイン1部バルセロナが、C大阪のU―19日本代表候補FW西川潤(18)の獲得に再び乗り出していることが17日、分かった。複数の関係者によると、今春までに獲得を申し出た際は本人の意向などもあり交渉が成立しなかったが、その後も今冬以降に迎え入れるため、継続して触手を伸ばしているという。日本代表MF久保建英(19=ビリャレアル)と同学年の逸材の動向に注目が集まる。

 一度はフラれても、欧州屈指の名門は諦めていなかった。アルゼンチン代表FWメッシらを擁するバルセロナが、かねて注目していたC大阪の西川の獲得に再び乗り出していることが判明した。複数の関係者によると、昨年から長く動向などを追っており、移籍市場が開く今冬にもオファーが届く可能性があるという。

 桐光学園高時代から世代別代表の常連だったレフティーを、バルセロナは早くからマークしてきた。攻撃面における能力を高く評価しており、関係者によると、海外移籍が可能となる18歳になった2月以降に一度、C大阪サイドに獲得を申し出た。この時は西川自身の意向などもあり、交渉が成立することはなかったという。

 それでも、バルセロナは継続してプレーをチェック。FW安部裕葵が在籍するバルセロナBでの育成プランを示すなど、段階に応じて成長させる構想も描く。一方の西川は、プロ1年目となった今季、ここまで11試合出場1得点。思うような結果は残せていないが、定位置を右MFからFWに変えてからは才能の片りんを見せている。

 同学年のMF久保はバルセロナのライバル、Rマドリードから今夏にビリャレアルに期限付き移籍し、現在では日本代表の常連となっている。自身も以前から海外移籍を一つの目標に掲げている中で「自分の今の成長具合とかを見極めて(目標を)決めていきたい」と話してきた。将来性豊かなレフティーの決断に注目が集まる。

 ◆西川 潤(にしかわ・じゅん)2002年(平14)2月21日生まれ、神奈川県川崎市出身の18歳。青葉FCでサッカーを始め、横浜ジュニアユースから桐光学園高に進み、今季からC大阪加入。8月15日の柏戦でプロ初得点をマーク。昨年はU―17W杯に加え、U―20W杯にも飛び級で出場した。1メートル80、70キロ。利き足は左。

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2020年11月18日のニュース