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柴崎、力不足痛感「実力がこんなものかなということ」 強豪相手の戦い方に手応えも

[ 2020年11月18日 10:25 ]

男子サッカー国際親善試合   日本0―2メキシコ ( 2020年11月17日    オーストリア・グラーツ )

ロドリゲスと競る柴崎(AP)
Photo By AP

 北中米の雄との差は歴然だった。日本代表MF柴崎岳(28=レガネス)はメキシコ戦に先発出場し、後半12分までプレー。0―2という結果に「自分たちの実力がこんなものかなということ。メキシコと対戦して力不足を痛感している。まだまだチームとしての戦術は高められる。選手個人の能力もさらに上げていかないといけない」と振り返った。

 それでも全てが悪かったわけではない。「相手が前から圧力をかけにきた部分でも、ビルドアップして中盤を攻略していこうという意図もあった。上手くできた時はゴール前にも運べた。立ち位置は悪くなかったし、スムーズさはある程度は出たかなと思う」。強豪を相手にどう試合を動かすか。確かな手応えは得ている。

 さらなるレベルアップのためには敗戦から学ぶ必要がある。柴崎は「(メキシコは)非常にコンパクトにミスも少なくビルドアップしてくる。ミスしても切り替えの速さや守備の強度も高い。日本のやっているコンセプトに近いものを感じた」とし、「相手が上げてきたときの精度、攻から守の切り替え、守備の精度をメキシコは徹底してきている。見習うべきところ」と上を見据えた。

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