清水DF福森、今季中の公式戦復帰に意欲「スタメンを脅かすように」

8月のルヴァン杯以来の公式戦出場を目指す福森
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　J1清水のDF福森が今季中の公式戦復帰に意欲を見せた。8月に右足関節滑膜炎の手術を受け全治約2カ月の診断。リハビリを経て全体練習に合流し、非公開で行われた15日のJ3藤枝との練習試合で実戦復帰した。

　「患部の状況もコンディションも上がってきている。練習試合も不安なくできた」と順調な回復ぶり。昨夏大分から加入後はここまでルヴァン杯2試合の出場にとどまっており「出番が来たときに、自分を評価して清水に連れてきてくれた人たちに獲ってよかったと思ってもらえるよう準備したい」と意気込む。

　チームを離脱した責任を感じている。今季はDF陣に故障者が続出。リーグ戦ではMF六平やMFヘナトら中盤の選手が最終ラインでプレーすることも多かった。「（離脱は）凄くみんなに申し訳なかった。きつい状況で連戦を戦わなければいけなくなってしまった」。今季残り約1カ月でリハビリ期間中に取り組んだフィジカルトレーニングの成果も発揮し挽回する。

　1日にクラモフスキー前監督が退任し平岡コーチが新指揮官に就任。体制の変化を定位置奪回のきっかけにしたいところだ。「今の自分の立場ではスタメンを脅かすようにやっていかないといけない。残り7試合で元気な姿を見せつつ結果を出せるようにやっていきたい」と誓った。