J2福岡・長谷部監督　残り8戦へ気合入れ直し「引き締めていく」、現在昇格圏内の2位

福岡・長谷部茂利監督
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　サッカーJ2福岡の長谷部茂利監督（49）が18日、練習後のオンライン取材に応じた。

　前節は敵地で山口に1―0の勝利。連勝で勝ち点を68に積み上げ、自動昇格圏の2位をしっかりキープした。首位・徳島も勝利したため勝ち点「3」差は変わらなかったが、3位・長崎が敗れたことで勝ち点差を「5」に広げた。

　目標の昇格へ残り8戦。重圧が増す戦いに臨む選手たちの様子について、指揮官は「ゲームに対する緊張感はあるが、みなさんが懸念している昇格への緊張感はないと思う」と話し「とにかく目の前の試合に勝っていくことで自分たちの目標に近付くという、いい意味のいい緊張感がある」。良い状態であることに目を細めた。

　3連勝を狙う次節21日のホーム戦は7位山形との対戦。前回は1―0で勝利したが、指揮官は「簡単にゴール前までいいつなぎで入られないようにしなくては」とリーグ戦47得点を奪っている相手の攻撃力を警戒した。

　ゲームのポイントを「いかに先制点を取るかが大事」と話し「自分たちはいつも通り、最初から点を取りにいくし、最初から一生懸命守る。そういうスタンスでいきたい」。これまでと変わらない姿勢でゲームに臨むことを強調した。

　シーズン前に掲げた「勝ち点81」の目標については「予定通り。連勝も連敗もあったが、ここまではうまく乗り切ったと思う」。昇格ラインは81より少し上になることを予測し「ここから8試合、8連勝もあるし8連敗もある。気を引き締めていく」と気合を入れ直していた。