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ドイツ 6点差敗戦は89年ぶりの屈辱、レーウ監督ショック「何が起こったのか分からない」

[ 2020年11月18日 17:14 ]

欧州ネーションズリーグ   ドイツ0―6スペイン ( 2020年11月17日    スペイン・セビリア )

<スペイン・ドイツ>6失点大敗にガックリのドイツイレブン(AP)
Photo By AP

 欧州ネーションズリーグは17日、各地で最終第6節が行われ、最高峰のリーグA・4組で首位ドイツがスペインに0―6で大敗。勝ち点を11としたスペインに逆転されて2位に転落し、準決勝(来年10月)進出を逃した。

 歴史的な大敗だった。6点差での敗戦は、1931年に同じ0―6で敗れたオーストリア戦以来、89年ぶりの屈辱。ボール保持率31%、シュート数で2対23とスペインに圧倒され、ヨアヒム・レーウ監督(60)は「チームに何が起こったのか本当に分からない。チャンスすらなかったし、ピッチで1対1に一度も勝てなかった」とショックの大きさを語った。

 結果的に前半のセットプレーでの失点が響いた。前半17分に相手CKからFWアルバロ・モラタ(28=ユベントス)に頭で決められて先制点を許すと、0―2の前半38分にも再びCKからMFロドリ(24=マンチェスター・シティー)に頭で決められた。

 後半は反撃に出て前掛かりになったところをカウンターで突かれ、さらに3点を失った。GKマヌエル・ノイアー(34=バイエルン・ミュンヘン)は「本当に苦々しく、失望している」と言葉少な。MFトニ・クロース(30=レアル・マドリード)は「間違いなく自分のキャリアで最悪な敗戦の1つだ」と嘆いた。

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2020年11月18日のニュース