川崎F・憲剛、史上初40歳誕生日弾!左足で決勝点 J1記録更新で12連勝ゲッツ

[ 2020年11月1日 05:30 ]

明治安田生命J1第25節   川崎F2―1FC東京 ( 2020年10月31日    等々力 )

後半29分、中村憲(右)がゴールを決めアシストした三笘と喜び合う(撮影・篠原岳夫)
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 明治安田生命J1リーグは31日に各地で7試合が行われ、川崎FはホームでFC東京を2―1で下した。1―1の後半29分に40歳の誕生日だった元日本代表MF中村憲剛が左足で決勝弾。「最年長バースデー弾」でチームを勝利へと導いた。なお、新型コロナウイルスの影響で安定的な開催が見通せなかったため、Jリーグは全体の75%以上、かつ各クラブが50%以上の試合を消化することを大会の成立要件に設定していたが、この日で満たした。

 やはり持ってる男は違った。1―1の後半29分。FW三笘が左サイドを切り裂きラストパス。そこに走り込んだのが中村だ。ニアで左足を合わせてネットを揺らした。自らの40歳誕生日を祝う今季2得点目。「周りには無理だよと言っていましたが、実はめちゃめちゃ狙っていました!」。J1史上6人目となる40歳代ゴールを感慨深げに振り返った。

 前半24分にFW家長がPKで決めて先制。後半12分に同点を許して嫌なムードが漂ったが、それを払拭(ふっしょく)したのが中村だった。昨年11月の左膝十字じん帯損傷以来、初の2戦連続での先発。10カ月ぶりの復帰戦となった8月29日の清水戦でもいきなりゴールを決めたが、またしてもメモリアル弾。「今年に関してはもう説明がつかない。やっぱり等々力には神様がいる」と自身もびっくりの一発だった。

 ケガで離脱中のエースFWの一言に後押しされた。試合前。14日の広島戦で左太腿裏を肉離れした小林から「絶対取れますよ」と激励のメールが届き、ゴールへの意欲に火が付いた。「アイツのメールがなければこんなに貪欲にはなれなかった」。だが、シュートがバーに嫌われるなどして諦めかけ「出場リミットが75分くらいと思っていた」と交代も頭をよぎった、まさにその時。サッカーの神様は川崎Fのレジェンドを見捨てなかった。

 チームはこれで単一シーズンの90分間でのJ1連勝記録を更新する12連勝。早ければ11月14日の第27節、鹿島戦で2年ぶり3度目のリーグ優勝が決まる可能性も浮上した。10年の名古屋の第31節を超える史上最速Vも、ほぼ間違いない状況となってきた。 

 【中沢以来6人目】31日に40歳の誕生日を迎えた中村が決勝ゴール。J1で40歳以上の選手が得点を挙げたのは18年の中沢(横浜)以来、史上6人目。過去のJ1でバースデー弾の年齢を見ると、最年長は09年ウェズレイ(大分)の37歳。40代で誕生日にゴールを決めたのは中村が初となった。

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