DV常習者に多い「社会的にいい人」…なぜ繰り返す?再発防止にはカウンセリングが必要

[ 2020年10月20日 19:57 ]

10日の川崎F戦に出場していた仙台・道渕
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 J1仙台は20日、週刊誌に女性とのトラブルが報じられたMF道渕諒平(26)との契約解除を発表した。道渕は甲府時代の2017年にも知人女性を殴るなどの暴行容疑で逮捕、不起訴処分となりクラブから出場停止処分を受けていた。

 社会心理学者の碓井真史氏(新潟青陵大大学院教授)は、過去の経緯がありながら道渕が主力として周囲から信頼を得ていたことに「DV常習者が社会的にいい人という評価を受けているケースは多い。外からは分からない」と驚きはないとみる。「犯罪者には一度きりの過ちの人と、それが日常という人がいて、その中間に“心の問題”を抱える人がいる。一度は深く反省しても、また繰り返してしまう」という。

 甲府所属時の17年7月に暴行で逮捕された際は不起訴となり、同年の出場停止処分を受けて社会奉仕活動に従事した。だが碓井氏は「“罰”だけでは直らない。それで終わりではなく、長期的にケアしなければならなかった」と指摘する。再発防止には「やはりカウンセリングを受けることが望ましい。加害者同士で悩みを話し合う当事者団体もあるが、有名人だと周囲の目もある。一人で考えるのは難しい」と話した。

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