仙台 道渕の契約解除は週刊誌掲載の写真&メールで決断 社長ら幹部処分は「これから検討」

[ 2020年10月20日 17:36 ]

10日の川崎F戦に出場していた仙台・道渕
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 週刊誌に女性とのトラブルが報じられたMF道渕諒平(26)との契約を解除したと20日に発表した仙台は同日、選手の処分に関する会見を市内で行った。

 会見には菊池秀逸社長、渡辺雅昭取締役、丹治祥庸強化育成本部長の3名が出席した。今回の処分について「記事にクラブの秩序や風紀を著しく乱すような内容があり、本人に確認をとって決断した」と説明。「刑罰法規に抵触するかどうかの見極めをしてきた」と話し、本人への事情聴取を幾度も行った中で「写真は間違いなく契約解除条項にあたると判断した」と決め手となったのは掲載された写真とメールの内容だとした。社長以下の幹部などの処分については「これから検討する」とし、今後の対応策も「これからしっかり考えたい」と話すにとどめた。

 クラブは暴力などの被害を受けた女性側の関係者から8月14日に連絡を受けて事実を認知したという。同日に当該選手から事情聴取し、その際に「男女間のトラブルが深夜に及んだため警察にきてもらい、双方はいったん距離を置くように指導されたという報告を受けた」。同17日に当該選手の自宅待機を決定し、翌18日からクラブの活動には参加させなかった。当該選手の弁護士から「示談が成立した」との報告を受けたのは9月5日。ただ、同7日の午前中には「任意同行で警察署に行き、午後の早い時間に釈放されたと弁護士から(7日)夕方に連絡を受けている」とした。一方で「逮捕状を執行されたようだ、という話しもあった」としており、「弁護士の説明のみで警察から説明は受けていない。警察にうかがってもお答えできないということなので、確認できていないということ」と話した。

 この件はJリーグにも報告がなされていた。クラブからの最初の伝達は8月18日で、自宅待機の旨を伝えている。当該選手は9月8日以降の試合に出場しているが、その際には「厳重な処分を下し、誓約書を取り、選手活動に復帰させた」と報告したという。

 ◇道渕 諒平(みちぶち・りょうへい)1994年(平6)6月16日。宮城県仙台市生まれの26歳。仙台中野中時代から仙台の下部組織に所属し、宮城野高から進学した明大4年時に総理大臣杯優勝に貢献した。卒業後の17年から甲府に加入。同年は女性トラブルなどで4試合出場に留まった。昨季仙台へ完全移籍。4年間でJ通算69試合出場で8得点。1メートル77、74キロ。利き足は右。

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