×

鳥栖 ゴール遠く4連敗 金明輝監督「うちには個人で打開できる選手がいない」

[ 2020年10月15日 05:30 ]

明治安田生命J1第22節   鳥栖0―2鹿島 ( 2020年10月14日    駅スタ )

<鳥栖・鹿島>鹿島に敗れ肩を落とす鳥栖イレブン(撮影・岡田 丈靖)
Photo By スポニチ

 4連敗を告げる試合終了のホイッスルが響くと、鳥栖の選手たちはがっくり。2戦連続の無得点。ゴールが遠く、直近4試合で1得点と迫力に欠ける得点力不足が響き、5戦勝ちなしでホーム3連戦は全敗を喫した。金明輝監督は試合後「毎試合選手たちは120%の力を出してくれている。僕が勝てる方策を選手たちに落とし込めたら」と自身に責任を向け唇をかんだ。

 前節から中3日。先発4人を入れ替え、攻撃陣の起爆剤として前節から復帰したFWチアゴ・アウベスを17試合ぶりにスタメン起用。初の古巣対戦となったFW金森も攻守に奮闘したがゴール前での精度を欠いた。「楽しんでやれた。負けて悔しいが、次の試合ではもっと成長した姿をみせたい」。自身のパワーアップを誓った。

 1点が遠い状況が続く。指揮官は「うちには個人で打開できる選手がいない。継続してもっと決定機を作っていくしかない。成長過程にある選手が試合に出ているので、成長させないと」。若いチームで挑む課題と今後の飛躍に希望を託した。

 次節は専門外のポジションも務め、チームの穴を埋めてきた松岡が累積警告で出場停止となる。さらに厳しい状況となるが、金森は「プロは結果がすべて。アウェー2連戦2連勝して帰ってくる」ときっぱり。6試合ぶりの勝利を約束した。  

続きを表示

2020年10月15日のニュース