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浦和がMF汰木のJ1初ゴールで4戦ぶり得点、連敗も脱出

[ 2020年10月10日 21:05 ]

明治安田生命J1第21節   浦和1―0鳥栖 ( 2020年10月10日    駅スタ )

<鳥栖・浦和>試合終了間際、決勝ゴールを決める浦和・汰木
Photo By 共同

 浦和は途中出場のMF汰木康也(25)がJ1初ゴールを決め、4試合ぶりの勝利を飾った。後半アディショナルタイム。杉本が右サイド深くへ、スルーパス、マルティノスがエリア内に侵入しながらクロスを入れ、最後は汰木が体ごと飛び込んだ。チームにとって先月23日の清水戦以来4戦ぶりの得点で連敗もストップ。ようやくトンネルを抜けた。

 試合後の汰木は「流れはハッキリ覚えてないけど、マルちゃんがサイドを縦にちぎると思ったので信じてゴール前に突っ込みました」と嬉しそう。加入2年目でのJ1初ゴールには「何試合もチャンスで外し、試合を難しくしてしまった。焦りもあった中、自分の得意な形ではなかったけど1つ取れたのは大きい」と話した。

 守っても、後半22分にはGK西川周作(34)が相手FW林のPKを完全に読み切り、わずかに触れた右手1本で好セーブ。「ある程度、林選手の情報は頭にあって落ち着いて対応できた。今、自分たちに必要なのは勝利。1つのきっかけになるのでは」と西川。完封勝利も8月15日の広島戦以来、12戦ぶりとなった。

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2020年10月10日のニュース