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南野のリーグ戦先発起用を!地元紙が提言 4試合無得点のフィルミノを「ベンチにすべき」

[ 2020年10月10日 21:12 ]

リバプール・南野拓実(AP)
Photo By AP

 イングランド・プレミアリーグのリバプールに所属する日本代表MF南野拓実(25)について、9日付の地元紙リバプール・エコー(電子版)がリーグ戦での先発起用を提言した。

 同紙は3トップ中央でレギュラーを務めるブラジル代表FWロベルト・フィルミノ(29)がリーグ開幕から4試合で無得点であることを指摘し「調子を崩している。フィルミノをベンチスタートにすべき。南野がフィルミノの代わりに先発に入るのが最も自然な流れだ」と主張。「これまでフィルミノの代役として起用されてきたが、シーズン前から印象的なプレーを見せている」と2季目を迎えた南野のプレーぶりを高く評価した。

 1月にリバプールに加入した南野は、今季プレミアリーグはすべて途中出場で3試合無得点。しかし、その他公式戦では3試合で3得点1アシストをマークしている。8月29日にイングランドのスーパー杯にあたるコミュニティー・シールドでは、昨季FA杯王者のアーセナルを相手に途中出場から移籍後初ゴールを記録。9月24日のリーグ杯3回戦の3部リンカーン戦は2ゴール1アシストと活躍した。

 今夏の移籍期間に加わったポルトガル代表FWディオゴ・ジョタ(23)と南野がチームのキーマンになるとした同紙は「フィルミノが疲労で万全ではないのは明らか。ジョタと南野が加入したので、レギュラーの3トップに頼る必要はない。今が変え時かもしれない」と3トップの”シャッフル”による活性化に期待を寄せた。

 リバプールは4日の前節アストンビラ戦で2―7と大敗して開幕からの連勝が3でストップ。1試合7失点は57年ぶりだった。国際マッチウィーク明けの17日には開幕4連勝と好調の首位エバートンと対戦。序盤戦の大一番で南野が今季リーグ戦初先発を果たすのか、注目を集めそうだ。

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2020年10月10日のニュース