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バルサSDのアビダル氏解任へ 欧州CL大敗の指揮官を擁護…過去にメッシと騒動も

[ 2020年8月15日 21:59 ]

 スペイン1部バルセロナでスポーツディレクター(SD)を務めるエリック・アビダル氏(40)が解任される見通しとなったと、15日付の地元紙スポルト(電子版)が報じた。

 バルセロナは14日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝でバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)に2―8で敗戦。大会ワーストタイの8失点という歴史的大敗を受けて、地元各紙は1月に就任したキケ・セティエン監督(61)が解任される見通しと報じた。

 1月に解任されたエルネスト・バルベルデ(56)の後任に、セティエン氏を推したのがアビダルSDで、14日のバイエルン・ミュンヘン戦後も指揮官を擁護。これを受けて、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長(57)らクラブ首脳は、監督とともに解任することを決断したという。

 元フランス代表DFのアビダル氏は昨年6月に古巣のスポーツディレクターに就任。1月に地元紙スポルトのインタビューで、解任されたバルベルデ監督の下では「多くの選手が不満を持ち、ハードワークしていなかった」と発言。それに対してFWリオネル・メッシ(33)がSNSで「選手と同様に、フロントも責任を負うべきだ。もし選手について話すなら名指しすべきで、噂を助長するような発言はすべきじゃない」と批判し、騒動に発展した。

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2020年8月15日のニュース