バルサ守備崩壊で屈辱8失点 12季ぶり無冠終戦にピケは“大改革”訴え

[ 2020年8月15日 17:13 ]

欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝   バイエルン・ミュンヘン8―2バルセロナ ( 2020年8月14日    ポルトガル・リスボン )

バイエルン・ミュンヘンに大敗し、寂しげにピッチを去るメッシ(AP)
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 ポルトガル・リスボンで集中開催されている欧州チャンピオンズリーグ(CL)は14日、準々決勝1試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)がバルセロナ(スペイン)に8―2と圧勝し、2季節ぶりの4強入りした。

 ともに優勝5度のビッグクラブ同士の激突で、屈辱的な敗戦。一夜明けたスペイン各紙は1面で「恥辱」(マルカ)、「歴史的屈辱」(アス)と報じた。欧州CLで4失点が過去ワーストだったバルセロナが、前半と後半にともに4失点と守備が崩壊した。

 「スタートはとても良かった。しかし相手のパワーに圧倒された」とセティエン監督が振り返ったように、序盤はチャンスをつくった。先制された3分後の前半7分、DFアルバのクロスから相手オウンゴールで同点に追いつき攻勢に出た。9分にはFWメッシを起点にFWスアレスが決定機を迎えたが、1対1を相手GKノイアーの攻守に阻まれた。1分後にメッシの好クロスは左ポストを直撃。その後は、持ち味であるはずのパスサッカーは相手にプレスに寸断され、速攻からサイドを崩されて次々に失点を重ねた。

 頼みのメッシはシュートわずか3本で不発に終わった。前半20分にドリブル突破からシュートを放つもGK正面。1―4の後半12分に自陣からのロングパスでFWスアレスの得点の起点となったが、反撃はここまでだった。中盤にシャビ(カタール1部アルサド監督)、イニエスタ(J1神戸)のような頼れる相棒がいないためゲームメーカーの役割も務めざるを得ず、今季はアシストは増えたものの、欧州CL大会3得点は最近13年で自己ワーストに終わった。

 バルセロナの主要タイトル無冠は2007~08年以来12シーズンぶり。地元紙ムンド・デポルティボ紙は「恥ずべきサイクルの終焉(しゅうえん)」と報じた。メッシ、スアレス、MFビダル、DFピケは33歳、MFブスケツ、MFラキティッチは32歳、アルバは31歳と主力の高齢化は顕著。ピケは「一時代の終わり?分からないが、どん底に落ちたことは確かだ。選手もクラブも、すべてにおいて変化が必要だ」と大改革を訴えた。

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