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元日本代表DF昌子 316日ぶり実戦 ガンバデビューで存在感発揮

[ 2020年8月6日 05:30 ]

YBCルヴァン杯1次リーグ第2節   G大阪1-1大分 ( 2020年8月5日    昭和電ド )

 大分―G大阪 後半途中で交代し、宮本監督(左)とタッチを交わすG大阪・昌子=昭和電ドーム
Photo By 共同

 今季G大阪に加入した元日本代表DF昌子源(27)が移籍後初出場した。フランス1部トゥールーズ所属時の昨年9月25日アンジェ戦以来316日ぶりの公式戦。それでも、存在感は色あせていなかった。3バックの中央で後半19分までプレーした。

 「11カ月ぶりだったのでうれしさとかいろんな感情があった。緊張感の中でプレーできたのは良かった」。

 前半35分には自らのパスミスから同点を許したが、鋭いグラウンダーの縦パスを連発。「ガンバはセンターバックからの組み立てを求められる。縦パスを狙ったというよりも、相手が嫌がるところに出そうというのを意識してトライした」。1―1のドローに終わったものの、何度も得点チャンスを演出した。

 宮本監督が「しっかり落ち着いて、DFラインで声を出しながら若い選手を引っ張ってくれた」と目を細めれば、昌子は「ミスを引きずらず、次は自分が助ける気持ちでやる」と切り替え。1次リーグ敗退は決定したが、待望の戦力が復活を果たしたのはリーグ戦に向けて大きい。 

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2020年8月6日のニュース