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鹿島・ジーコTD 苦戦のチームに闘争心求める「戦うところを出さなければ…サッカー以前の問題」

[ 2020年8月6日 17:29 ]

練習を見るJ1鹿島のジーコ・テクニカルディレクター(C)KASHIMA ANTLERS
Photo By 提供写真

 J1鹿島のジーコ・テクニカルディレクターが6日、オンライン取材に応じ、選手に闘争心あふれるプレーをすることを求めた。

 ジーコ氏は2月にJリーグ中断後、定期通院のためブラジルに帰国。新型コロナウイルスの影響で来日のめどが立たずにいたが、7月末に来日すると14日間の自主隔離を経て今月4日にチームに合流した。

 不在時も練習および試合の映像を確認し、監督やチームスタッフとは定期的に連絡を取っていたという。「今季は首脳陣の変更、大幅な選手の入れ替えがあり、時間がかかるのはやむを得ない」とここまで苦戦が続くチーム状況に理解を示した。その一方で、「まず一番に選手に言ったのは、攻撃的なサッカーでも守備的なサッカーでも、戦うというところを出さなければということ。それはサッカーをやる以前の問題だ」と闘争心を強く求めたことを明かした。

 「選手たちは一生懸命にやろうとしている」と、新たなスタイルを確立するために日々の練習で奮闘する選手の姿を認めている。その上で「サッカーは技術やフィジカルだけでなく、パッションの部分が大事。相手に絶対に負けたくないというハートがなければ勝負に勝つのは難しい」と強調した。

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