大分、小塚弾でドロー！片野坂監督「次につながる勝ち点１」

YBCルヴァン杯1次リーグ第2節   大分1―1G大阪 （ 2020年8月5日    昭和電ド ）

同点ゴールを決め笑顔をみせる大分MF小塚（14）
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　大分が、ホームで連敗地獄に終止符を打った。リーグ戦で4連敗を喫した鹿島戦から中3日で迎えたカップ戦。片野坂知宏監督（49）は「リーグ戦で出番のない選手、フレッシュな選手を選んだ」と、先発11人を全員替えて臨んだ。

　先制されてもすぐに同点に追いつき、大分3本に対し15本ものシュートを浴びながら粘り強く守った。

　指揮官は「勝ち点3を取れず、おそらく（1次リーグ）敗退」と申し訳なさそうに話した。一方で、「ある程度の成果をつかむことができた。非常にアグレッシブにやってくれた。これからの連戦で大事な試合だった」と手応えもあった。

　今季自身初得点の同点ゴールを決めたMF小塚は「チーム状況が悪い中、連敗を避けられて良かった」。三平からの低いクロスに飛び込んだ一発に「相手より味方と息が合ったゴールだった」と胸を張った。次は中2日でリーグ戦、敵地での川崎戦。指揮官は「強い川崎に勝ち点を取って帰れるように」と巻き返しを誓った。