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復活金Jでサポーター帰ってきた!J2岡山VS北九州、万全対策で2294人“再会”楽しんだ

[ 2020年7月11日 05:30 ]

明治安田生命J2第4節   岡山0―2北九州 ( 2020年7月10日    Cスタ )

<岡山・北九州>ついに観客が入ったシティライトスタジアムで試合が行われた(撮影・後藤 大輝)
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 J2の岡山―北九州が10日、最初の有観客試合として行われ、2294人のサポーターの前でアウェー北九州が2―0で勝利した。

 サポーターの手に、サッカーが帰ってきた。試合後、最も大きな拍手が勝ったアウェーの北九州イレブンに送られる。「コロナ前」には見られなかった光景。敵味方関係なく、ライブ観戦を楽しむ姿がそこにあった。

 Jリーグ最初の有観客試合。注目される重圧を感じながら、主催の岡山は感染防止に全力を挙げた。入場時のマスク着用、検温を徹底。家族やグループでも3席空けての着席を義務づけた。行列による密を避けるため、食品の当日販売は取りやめ。アルコール類の取り扱いも見送られた。観客は2294人。ファンは唯一許された拍手で、特別な一戦を“演出”した。

 ようやくかなったサポーターとの再会に、戦う選手も喜びを隠さない。DF浜田は「やっぱりお客さんが入ると、気持ちが高ぶる」と認め、MF上門は「雰囲気が全然違っていた」と打ち明けた。選手、ピッチ、そして観客…。三位一体のJが静かにリスタートを切った。

 ▼Jリーグ村井チェアマン 制限付きではあるが、雨の中、スタンドでファン・サポーターが熱い拍手を送ってくれる様子は心に響くものがあった。選手への大きな後押しになったのではないか。

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2020年7月11日のニュース