横浜 待望のリーグ戦初白星 ポステコグルー監督「交代選手がエナジーをチームに吹き込んでくれた」

[ 2020年7月8日 23:08 ]

明治安田生命J1第3節   横浜3―2湘南 ( 2020年7月8日    ニッパツ )

後半、ゴールを決めイレブンと喜ぶ横浜M・天野 (撮影・白鳥 佳樹)
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 昨季王者の横浜が待望のリーグ戦初白星を挙げた。劣勢だった0―1の後半18分、一気に3人を替えたポステコグルー監督(54)の采配がはまった。MF天野純(28)が2得点を挙げ、最後はMF水沼宏太(30)のクロスからFWオナイウ阿道(24)が決勝点。3人全員が得点に絡み、逆転勝利をもぎ取った。指揮官は「交代選手がしっかりインパクトを残して、エナジーをチームに吹き込んでくれた」と称えた。

 18分の交代とともに、システムも4―2―3―1から4―4―2に変更。ボランチに入った天野は「出るチャンスがあったら何とかいいインパクトを残そうと思っていた」と左足で2得点を突き刺した。細かいボールタッチで迫り来るDFをかわしながらGKの股を抜いて仕留めた2点目は、自身でも成長を感じたゴール。「ペナ内に侵入していく形は、去年も含めてそんなに多くはなかった。あそこでしっかり決め切れたのは少し成長した部分を見せられた」と振り返った。

 10番を付けた昨季の夏、ベルギー2部ロケレンへ期限付き移籍。飛躍を描いて海を渡ったが、ロケレンの破産により中断中に横浜に復帰した。「不甲斐ない形でマリノスに復帰した。受け入れてくれたマリノスに何とか恩返ししたいという思いを持ってプレーしているので、チームが勝てて本当に嬉しい」。復帰後2試合目で結果を残し、勝利の味をかみしめた。

 2―2の後半42分には、今季加入したオナイウが打点の高いヘディングシュートで決勝点を決めた。横浜でのリーグ戦初ゴール。「嬉しい。誰が点取ってもゴールが勝ちに繋がるのはポジティブなことなので良かった」。右サイドから高精度クロスを送った水沼にも「クロスの質は完璧だったので、僕は触るだけだった」と感謝した。

 リーグ再開後のホーム初戦で、スタンドはサポーターが事前に購入した6200枚のフラッグで赤白青の3色に彩られた。前日の正午過ぎからクラブスタッフの手で準備された。試合前には、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の患者をはじめ、多くの新型コロナ患者を受け入れてきた横浜市立市民病院の方向に全員で体を向け、感謝の拍手を送った。

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