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町田 初出場初Vへ王手 頼れるエースが戻ってきた!相馬弾でアルアハリ撃破 W杯メンバー入りもアピール

[ 2026年4月23日 05:30 ]

ACLE決勝T準決勝   町田1-0アルアハリ ( 2026年4月21日    ジッダ )

<アルアハリ・町田>前半、先制ゴールを決める町田・相馬
Photo By 共同

 準決勝1試合が21日に行われ、町田がアルアハリ(UAE)との接戦を1―0で制し、悲願のアジア初制覇に王手をかけた。ケガから復帰したばかりのFW相馬勇紀(29)が、前半12分に右足で決勝点。W杯に臨む日本代表メンバー発表(5月15日)まで1カ月を切った中、逆転選出へアピールした。25日の決勝では前回大会王者アルアハリ(サウジアラビア)と対戦する。

 頼れるエースが戻ってきた。相馬は負傷から3試合ぶりに公式戦に出場すると、前半12分だ。ゴール前でのDFのコントロールミスを突いて鋭い出足で奪い、最後はGKの動きを冷静に見てネットを揺らした。いい守備からいい攻撃へ――。「チームのためにゴールできて良かった。苦しい展開が多かったけど、チームで耐え切って自分たちの形で勝利できた」と声を弾ませた。

 5日のFC東京戦で脚を負傷。サウジアラビア渡航前は「ジョギングもちゃんとできなかった」という満身創痍(そうい)の状態だった。17日の準々決勝もベンチ外。それでもこの一戦に照準を合わせ、黒田監督からは「町田のエースは勇紀だから活躍してきてくれ」と送り出され「信頼の言葉をもらったので、それに応えたくて全力でプレーした」と期待に応える殊勲の一発を決めた。

 藤田晋社長は経営に参画した18年秋から「目標はACL優勝」と公言してきた。19年10月のサポーターミーティングでは「2025年にACL(現ACLE)優勝」というビジョンを堂々と宣言。25~26年シーズンの今大会を制覇すれば、まさに有言実行の初参戦初Vとなる。

 決勝の相手はサウジアラビアのアルアハリ。準決勝で神戸に逆転勝ちし、前回大会決勝では川崎Fも苦杯をなめた。勝てば29年クラブW杯出場の道も開ける大一番へ「いい試合をして勝ちたい」と相馬。2大会連続W杯出場も目指すエースが、クラブビジョン「町田を世界へ」を完遂させる。

 ≪同点弾取り消し 指揮官怒り心頭≫アルアハリ(UAE)は終了間際の同点弾が取り消され、ソウザ監督は怒り心頭。「主審の技術的なミス。サッカーががれきと化した」と吐き捨てた。1点を追う後半追加タイムに自陣からのスローインで速攻に転じ、MFバラのミドルシュートがネットを揺らしたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入でスローイン前に町田の選手交代が完了していなかったとして取り消し。指揮官は「我々は決勝に進出するに値する」と訴えた。

 ≪アルアハリ連覇挑む≫町田と決勝で顔を合わせるアルアハリ(サウジアラビア)は2連覇に挑む。昨季決勝で川崎Fを破ったメンバーからFWフィルミノは抜けたが、神戸との今季準決勝で得点したFWトニーが攻撃陣を引っ張る。25年6月を最後にイングランド代表招集から遠ざかるが、今季サウジアラビア1部で27試合27得点を記録し、24得点のC・ロナウド(アルナスル)らを抑えて得点ランク首位を走る。マンチェスターCで活躍したアルジェリア代表FWマレズも健在だ。

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