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大分 FW田中が2発!九州ダービー制しJ通算300試合目に花添えた

[ 2020年7月5日 05:30 ]

明治安田生命J1第2節   大分2―0鳥栖 ( 2020年7月4日    昭和電ド )

<大分・鳥栖>後半43分、2点目のゴールを決め、右手でガッツポーズを取り叫ぶ大分・田中(撮影・中村達也)
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 大分はホームで鳥栖を2―0と下し、J1リーグ再開初戦を白星で飾った。MF田中達也(28)が2ゴールの活躍。今季初勝利に貢献し、クラブのJ通算300試合目に花を添えた。

 4カ月ぶりのリーグ戦再開をMF田中の2発が飾った。待ちに待ったホーム開幕戦。田中は「自分の得点で勝利に貢献できてうれしい」と喜んだ。

 後半に途中出場すると、「途中出場なのでたくさん走らないといけない。ランニングの回数をいつもより多く」と意識し、持ち前のスピードを発揮。そして同21分に香川からのクロスを頭で押し込んだ。片野坂監督も「我慢比べの展開の中、先制点が大きかった」と感謝した一撃。「凄くいいボールが来たので当てるだけだった」とクロスを出した香川に感謝した。

 後半44分にも右足でゴール。「途中からなので目にみえる結果は意識していた」と納得のパフォーマンスを見せた。この日は九州南部で豪雨による被害が発生。熊本でのプレー経験がある田中は「少しでも元気になることにつながっていてほしい。届けられていればうれしい」と語った。

 片野坂監督は「長い中断期間があった中でホームの開幕戦勝利できたことが凄くうれしい」と安どした。今季初得点、初勝利で勝ち点3を手にしたが「これから連戦。厳しい戦いが待っている」とすぐに気を引き締めた。

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2020年7月5日のニュース