U23斉藤 “対話能力”で代表生き残る! 練習試合でも好プレー連発

[ 2020年1月6日 05:30 ]

サムットプラカン・シティーとの練習試合で、中盤からパスを送る斉藤
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 強心臓のボランチには、日本人離れした術(すべ)がある。昨年9月以来となる五輪代表への招集。初めてプレーする選手も多いが、何よりもA代表兼任の森保監督から直接指導を受けることが、斉藤にとって初めてだ。「代表に来ると自分の良さが消えてしまうこともあるけど、僕は自分の良さを前面に出せる自信がある」。しびれる生き残り競争を前にさらりと話す。

 言葉どおり、この日の練習試合では後半からボランチ出場して好プレーを見せた。攻撃では同22分に中盤から縦パスを配球。惜しくもGKに処理されたが、味方から「未月ナイスパス」と声が飛んだ。守っては同30分に中盤で相手からボール奪取。パスを出したMF遠藤が倒されてFK奪取につながった。またも味方から「未月グッド」と声が掛かった。

 「年齢関係なく、ピッチに立ったら誰にでも言えるのが自分の最大の良さ」と自負する。その性格は、幼い頃からさまざまな選択に自由を与えてくれた親と、幼稚園から小学校卒業まで通ったインターナショナルスクールで育まれた。カナダ人にジャマイカ人と、多国籍だった先生たち。片や生徒は親の転勤などで激しく入れ替わった。

 「自分が何か持っている意見は、いい意味でも悪い意味でも基本的に全部伝えようとする。それが僕の育ち方だった」。物おじせず、主導権を持って人と対話を深められる性格は、ピッチ上でも生かされている。昨夏は初めて主将という立場を経験し、U―20W杯メンバーを束ねた。

 今回の代表では過去にキャプテンマークを巻いてきた顔触れが不在。その性格は代表生き残りに向け、何よりの武器となる。

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