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岩渕、代表初のハットトリック!なでしこジャパン2連勝

[ 2019年12月15日 05:30 ]

E―1選手権   日本3―0中国 ( 2019年12月14日    韓国・釜山九徳 )

前半、ゴールを決める岩渕(撮影・大塚 徹)
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 岩渕主将が中国戦で代表初のハットトリックを記録し、なでしこジャパンを2連勝に導いた。初戦の台湾戦から先発8人が代わる中、2戦連続スタメン出場。前半9分に細かい連係から籾木のパスを受けて左足で先制すると、同44分には縦パスに抜け出してループシュート、後半10分にはGKがはじいたこぼれ球を流し込んだ。

 「昔いつしたんだろうって考えても分からないくらい(ハットトリックは)久々なので、素直にうれしい」。高倉ジャパンでは18年6月のニュージーランド戦の田中以来、史上2人目の快挙となった。

 W杯フランス大会16強敗退の屈辱でチームは生まれ変わった。MF籾木は「今までやってきたことでは世界で勝てないと肌で感じた」と明かす。岩渕も「練習の雰囲気はW杯後に変わった」という。そして自分自身も変わった。「昔の自分より今は“自分が勝たせる”という気持ちをだいぶ持てている」と内面の成長を感じている。W杯後の国際Aマッチ4試合で、チームは18得点無失点の4連勝。26歳はうち3試合で先制点を決めている。チームをけん引する姿勢は、結果にも如実に表れている。

 今大会最後に待つのは17日の韓国戦。「チームを乗せる上でも大事なゴール。これからも続けていければ」。今大会2戦5発のヒロインは日韓戦での活躍も誓った。

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