森保JAPAN、世紀の惨敗!大正12年以来96年ぶり、前半だけで4失点…

[ 2019年11月20日 05:30 ]

国際親善試合   日本1―4ベネズエラ ( 2019年11月19日    吹田 )

ベネズエラに惨敗した日本(撮影・坂田 高浩)
Photo By スポニチ

 日本代表はベネズエラとの親善試合に1―4と惨敗を喫した。前半だけで4失点するなど守備が崩壊。後半24分、MF山口蛍(29)が一矢報いるミドルシュートを決めるが、反撃もそこまで。前半だけで4失点は国内に限れば1923年(大12)5月の中華民国戦以来、96年ぶりの屈辱。国内で年内最後の国際Aマッチは歴史的な大敗となった。 日程&結果  日本代表メンバー

 0―4で前半が終了すると、あまりの惨状にスタンドから大ブーイングが巻き起こった。前半8分に先制点を許すと、その後も立て続けに失点。プレミアリーグでも活躍したロンドンにはハットトリックを許した。前半だけで4失点は、代表史上ワーストタイ。国内での試合に限れば実に96年ぶりの屈辱となった。森保監督は「結果の責任は、準備段階での私の試合に向けての働きかけにある。反省しないといけない」と現実を受け止めた。

 6日間で“3チーム”を指揮する大胆プランは、完全に裏目に出た。14日のW杯2次予選キルギス戦こそ勝利を収めたが、東京五輪に向けてU―22代表で初めてベスト布陣を組んだ17日のコロンビア戦は0―2で完敗。A代表に引き上げた久保、堂安らは成長したが、その一方で同世代との融合の遅れが顕著になった。

 そして、この日。A代表の底上げを目指したベネズエラ戦は先発に常連メンバーが名を連ね、交代枠も1つ残して試合終了した。指揮官は「全て勝つつもりだったので達成できた成果は3分の1」と厳しい表情。それでも「試合に負けて良しはないですが、敗戦の中でも得られたものはあった」と必死に気持ちを切り替えた。

 ハーフタイムには指揮官の怒声が響いていた。「おまえら、もっとやらないと駄目だ。球際で上回れ!相手にできて自分たちにできないことはない!」。その中で、後半は無失点で山口が一矢報いたことだけが、唯一の明るい話題。森保監督は「(前半で)心が折れて集中力が切れるという展開も予想された中、選手は粘り強く戦ってくれた」とポジティブな点を挙げたが、海外組の主軸抜きでは厳しいという現実を突きつけられたのも確かだった。

 「より試合に近い難しい形でトレーニングすることが必要になる」と指揮官。海外組を含めた年内のA代表ラストゲームでの惨劇。森保監督が今後、どのように修正を図っていくのか。指揮官の本当の手腕を問われるのは、ここからだ。

 【データ】日本が1―4でベネズエラに敗れた。4失点は6月17日チリ戦(0―4)に並ぶ森保ジャパンワースト。前半だけで4失点は、1923年(大12)5月24日中華民国(当時)戦(大阪市立運動場、前半1―4→最終1―5)、54年(昭29)5月1日インドネシア戦(マニラ、前半1―4→最終3―5)に次いで3度目の歴代ワースト。国内での試合に限れば96年ぶりの惨劇だった。
 ベネズエラのFWロンドンが3得点。Jリーグ発足の93年以降、日本が相手選手にハットトリックを許したのは05年9月7日ホンジュラス戦(宮城ス)のFWベラスケス3得点、14年10月14日ブラジル戦(シンガポール)のFWネイマール4得点に次ぎ3度目。

続きを表示

この記事のフォト

「サッカーコラム」特集記事

「久保建英」特集記事

2019年11月20日のニュース