久保もっとやれる!チーム最多タイのシュート5本も不発

[ 2019年9月6日 05:30 ]

国際親善試合   日本2―0パラグアイ ( 2019年9月5日    カシマ )

後半17分、久保FK(撮影・篠原岳夫)
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 日本の至宝が才能の片りんを披露した。日本代表は5日、パラグアイ代表と対戦し、MF久保建英(18=マジョルカ)は後半開始と同時にピッチに立った。A代表最年少得点記録の更新こそならなかったが、チーム最多タイの5本のシュートを放つなど存在感を発揮。一方で森保一監督(51)からは守備面で課題を指摘されるなど課題も垣間見えた。日本代表は10日に敵地で22年W杯カタール大会アジア2次予選の初戦ミャンマー戦に臨む。

 ペナルティーエリア内でパスを受けると、躊躇(ちゅうちょ)なくシュートを選択した。後半24分、右サイドの角度のない位置で左足を振り切った。ボールは勢いよくバーを叩き、会場の歓声はため息に変わった。

 悔しそうに天を仰いだ場面は1度や2度ではなかった。久保は後半だけでチーム最多タイの5本のシュートを放つも、A代表最年少得点記録の更新はならず。それでもピッチに立つと空気を一変させ、ジョーカーとしての適性は存分に示した。

 「チャンスを逃すわけにはいかないので積極的にいこうと。決めようと思わなかったら入らない。いつか入ることを信じて、ゴールを狙っていきたい」

 後半13分には左サイドでMF原口が抜け出し、久保はゴール前へと加速した。手を上げてボールを要求。折り返しに左足を合わせたが相手DFに当ててしまった。「打ったからには全部入れないといけない。入らなかったことが全て」と反省を口にした。

 攻撃では存在感を発揮したが、守備では課題も露呈した。森保監督は「チームとしての攻守を考えた時、より戦い方を具現化できるようトライしてほしい。守備の面でもまだまだ強さが足りない」と注文。主将のDF吉田も「物足りなさはまだまだある」とレベルアップを要求した。これも全ては18歳への期待の表れだ。

 強さを得るために個人トレーニングで体幹を鍛えている他、食事量も増やしている。日本にいた頃は練習後に白米を大盛りにした定食に加え、主食をもう一品プラスするなど気を使った。成長期も相まって、18年夏に60キロ前半だった体重はRマドリード移籍時に約5キロも増加。大柄な選手と対等に戦える体づくりは徐々に進んでいる。それを守備面で出すことが、飛躍に直結する。

 次戦で久保が見据えるのは、最年少得点記録の更新、そしてW杯アジア予選最年少出場&得点の「トリプル快挙」だ。まずは“ジョーカー”として攻守で回答を出し、先輩たちの背中を追い越していく。

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