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FC東京・長谷川監督 “多摩川クラシコ”は「特別な試合」 悲願Vへ「当たって打ち砕け、という形で」

[ 2019年7月12日 16:56 ]

長谷川健太監督
Photo By スポニチ

 リーグ2連覇中の王者・川崎Fとの“多摩川クラシコ”をあさって14日に控え、首位を快走するFC東京の熱量は右肩上がりだ。12日には雨の降りしきる中、非公開でトレーニングを実施。勝ち点7差(川崎は1試合未消化)のため、勝利すれば悲願の優勝に一歩近づく大一番となる。

 長谷川健太監督(53)は「攻守においてクオリティが高く、相変わらず隙のないチーム。監督が頭を悩ませるくらいメンバーも揃っていて、Jリーグで一番力があると思っている」と敬意を払った上で「いつも通りプレーできれば勝機は十分にある。キックオフと同時に我々の持っている全ての力を出し切れるかどうか。思い切ってぶつかっていける状況だと思っている。当たって打ち砕け、という形でやれれば」と言葉に力を込めた。

 07年に命名され、歴史を積み重ねてきた“多摩川クラシコ”について「(同じ街や県に存在する2クラブが対戦する)ダービーマッチではないかもしれないが、重要な一戦という位置づけになってきている」と勝利のみが求められるゲームであると示唆。「選手も川崎Fというチームを意識して戦っているし、そういうチームが近くにあるのはFC東京というクラブにとっては幸せなことで、切磋琢磨するのはチーム力を上げるきっかけになる。特別な試合だと感じている」と話した。

 なおチケットは完売目前で、当日は満員のサポーターで会場が熱気に包まれるのは必至。さらに『AJINOMOTO Day』として来場者先着2万人に特製ビニールバッグがプレゼントされるだけでなく、ビニールバッグの中に当たりカードが入っていた幸運な100人は「アジパンダ」のぬいぐるみ(FC東京ユニフォーム着用)をゲットできる。

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2019年7月12日のニュース