ＦＣ東京　長谷川監督、絵馬に覚悟記す「今年こそ優勝」

必勝祈願に参加したＦＣ東京・太田選手会長（左）と長谷川監督が絵馬にそれぞれ「タイトル」「優勝」と記す（撮影・大塚　徹）
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　ＦＣ東京が東京・明治神宮で必勝祈願を行い、就任２年目の長谷川健太監督（５３）が厳かな雰囲気の中でタイトル獲得を誓った。

　寒空の下、大金社長や選手らとともに新調したスーツ姿で参拝。指揮官は絵馬に「今年こそ優勝」と記し、覚悟を示した。昨季はリーグ前半戦で広島に次ぐ２位につけながら終盤に失速。最終順位は６位でＡＣＬ出場権も逃した。今オフの戦力拡充に「いい補強ができた」と一定の手応えを得つつ、１月２９日まで張った沖縄・国頭合宿について「若手が成長し、楽しみな新戦力も入ってきた。昨季からいる選手と良い融合を図れている」と充実の表情を見せた。

　２日から沖縄県糸満市で２次合宿を行い、Ｇ大阪や名古屋とトレーニングマッチを予定。２３日に迫った開幕戦では昨季王者の川崎Ｆと戦う。「多摩川クラシコ」を制すれば悲願のリーグ優勝に勢いづくだけに、「サポーターの期待に応えられる試合をしたい」と言葉に力を込めた。