南野が一矢、決勝舞台で待望今大会初ゴールも不完全燃焼

[ 2019年2月2日 05:30 ]

アジア杯決勝   日本1―3カタール ( 2019年2月1日    アブダビ )

後半、南野がゴールを決める(撮影・小海途 良幹)
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 沈黙を続けてきた南野がカタールの堅守を破った。2点を追う後半24分、塩谷の縦パスを受けた大迫のつなぎに、ペナルティーエリア内で前を向く。飛び出してきたGKよりも早く右足でシュートを浮かせ、巧みにネットを揺らした。「ワクワクしてきているし“やってやるぞ”という気持ち」。決勝を前に熱い思いを口にしていた背番号9が、今大会初ゴールで、意地を見せた。

 日本の攻撃陣にとっては苦しい展開だった。準決勝イラン戦と同じく、1トップにFW大迫を据えて臨んだ決勝の舞台。今大会ここまで6試合無失点のカタールに対し、ボールをつなぎながら仕掛けるが、守備時に5バックになる相手を崩せない。「前半の攻撃はうまくいってなかった」。それでも2点を追う後半17分、トップ下から左MFにポジションを変更すると前線に厚みが増し、徐々に日本のリズムとなっていった。

 サイドに入り、前を向いて仕掛ける回数が多くなった南野。「この大会は一戦一戦、チームとして成長してきたし、戦うごとに一体感も生まれてきた。だからこそ、勝って終わりたい」。1点を返した後も、勝利にこだわって2点目を狙い続けた。

 「それ(1点目)をきっかけに同点か逆転しなければいけなかったし、そういう雰囲気はあった」。しかし、南野の今大会待望のゴールは日本の勝利にはつながらなかった。自身はようやく輝きを放ったとはいえ、準優勝。「追いつけなかったのは自分たちの実力不足。日本にとっては優勝しないと意味がない大会なので本当に悔しい」。不完全燃焼で大会を終えた。

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