鳥栖に加入の大久保　キャンプで充実感「１年通して主力で出たことがないので、そこをまず目標に」

沖縄キャンプで汗を流すＧＫ大久保
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　今季ＦＣ東京からＪ１鳥栖に加入したＧＫ大久保拓生（２９）が沖縄・読谷村で行われているキャンプで充実感を口にした。

　カレーラス新監督（４６）を迎えクラブは新たなスタートを切った。コンビネーションサッカーを信条とする指揮官のサッカーについて「明確にやりたいサッカーを伝えてもらって、今はみんなで実戦を通してすりあわせているところ」と印象を話し「少しずつスムーズにゲームを進められるようになったかなと思う」と手応えを口にした。

　残留や他への移籍の選択肢もあった中、鳥栖への移籍を決めたのは「直感」と笑い「新しい環境でチャレンジしたかった」。個人の目標としては「１年通して主力で出たことがないので、そこをまず目標にする」と誓った。

　チームメートになったＦＷフェルナンド・トーレスについては「スター選手だが、思った以上に気さくでしゃべってくれる」と好印象で「だからこそ良い雰囲気が作られている」と感謝。スタープレーヤーがいることで通常以上の注目が集まる環境でプレーすることについては「そこで結果を出せば評価されるだろうし、ダメだったらそういう評価になる」と、気を引き締めていた。

　大久保には昨季までゴールを守った絶対的守護神・権田修一に代わる存在として大きな期待がかかる。今季のパフォーマンスから目が離せない。