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アリ オーバーヘッドで新記録!アジア杯得点王とMVPをW受賞

[ 2019年2月2日 02:11 ]

アジア杯決勝   カタール3―1日本 ( 2019年2月1日    UAE・アブダビ )

日本に勝利しアジア杯初優勝を飾り喜ぶカタール代表FWアルモエズ・アリ(右)(AP)
Photo By AP

 サッカーのアジア杯決勝が行われ、カタール代表が日本代表を3―1で下し初優勝。鮮やかオーバーヘッドで先制点を決め勝利に貢献したFWアルモエズ・アリ(22=アルドゥハイル)が元イラン代表FWアリ・ダエイ氏を超え大会新記録となる9ゴール目を奪って大会得点王と最優秀選手賞(MVP)を受賞した。 試合結果  アジア杯日程&結果

 試合前には大会出場資格がないとしてUAEサッカー協会から抗議文を提出され、この試合での出場が“不透明”となる騒動に巻き込まれたスーダン出身のアリ。FIFA規則における帰化選手の要件を満たしていないという疑惑が浮上したが、アジアサッカー連盟(AFC)が「出場に問題がない」と正式発表し、UAE側からの要求を棄却したため無事出場となった。

 試合では前半12分にペナルティーエリア内でゴールに背を向けてボールを受けるとDF吉田のマークをものともせず。軽やかなタッチでボールを浮かせオーバーヘッド一閃(せん)。華麗な個人技で先制点を生み1996年にダエイ氏(イラン)がつくった1大会最多得点記録の8ゴールを上回る新記録を樹立した。

 その後は決定的なシュートを打つ場面はなかったが抜群のスピードで日本守備陣に驚異を与え続け、後半アディショナルタイムに“お役御免”とばかりにベンチへと退いた。

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