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得点取り消しも…麻也 VAR判定を評価「審判側も使いたがると思っていた」

[ 2019年1月25日 00:57 ]

サッカーアジア杯準々決勝   日本1―0ベトナム ( 2019年1月24日    UAE )

前半、CKからゴールネットを揺らした吉田だったがVARで得点は取り消しに(撮影・篠原岳夫)
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 サッカーのアジア杯は24日、準々決勝が行われ、森保一監督率いる日本代表はFIFAランキング100位のベトナムに1―0で勝利。DF吉田が前半24分に左コーナーキックからネットを揺らすもVARの結果、得点は取り消しとなった。しかし、後半12分に今度はVAR判定からPKを獲得。これをMF堂安が確実に決め、2大会ぶりのベスト4進出を決めた。

 先発フル出場で完封勝利に貢献した吉田は5試合連続1点差での勝利に「結果にも表れているとおり簡単な試合は1つもなかった。ゼロに抑えられたことは良かったですけど前半ミスも多くてなかなかリズムがつかめなかった。後半はテンポ良くボール回せるようになって相手も疲弊する中、VAR判定で運良くPKをもらえ何とか勝てて良かった」とアジア杯を勝ち抜く厳しさを痛感。

 今大会最初のVAR判定で“洗礼”を受けた吉田は「この準々決勝から投入されるということだったので、おそらく審判側も前例をつくるために使いたがるだろうというのは分かってた。自分でももしかしたらハンドだったかなっという感じもあったので仕方ない。逆に後半はそれでイニシアチブが取れたのでフェアな判定だった」と冷静に評価した。

 さらに準決勝に向けては「もっともっと試合のテンポを速めて質を上げて、アタッキングサードのところでも質を高めていかないと次の相手は勝てないと思うので、まずしっかり休んでいい準備をしたいと思います」と今後の課題を口にした。28日に行われる準決勝では中国とイランの勝者と対戦する。

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