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神戸 イニエスタ待望デビューも…3失点で湘南に敗れる

[ 2018年7月22日 19:57 ]

明治安田生命J1第17節   神戸0―3湘南 ( 2018年7月22日    ノエスタ )

<神戸・湘南>後半、クロスを上げるイニエスタ(撮影・中村 与志隆)
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 スペインの強豪バルセロナから神戸に完全移籍で加入したスペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(34)が22日、ホームのノエビアスタジアム神戸で行われた明治安田生命J1リーグ第17節・湘南戦で待望のJリーグデビューを果たした。

 スペイン代表として3度ワールドカップ(W杯)に出場したイニエスタは18日に来日し、20日にチーム練習へ初合流。2日間の調整期間しかなかったが、吉田孝行監督(41)が「試合のどこかのタイミングで絶対に使います」と途中出場を明言していた通り、後半14分にFW渡辺千真(31)との交代でピッチに入った。

 試合前まで3連勝中だった神戸だが、前半10分に続いて後半3分にも失点して2点を追う苦しい局面でのイニエスタ投入。後半17分に自陣でフリーでボールを受け、右サイドの安井にスルーパスを通したイニエスタだったが、安井がボールをカットされてチャンスを棒に振ると、22分には手痛い3失点目を喫した。

 後半28分には湘南の杉岡に後方からタックルを受けて倒されるシーンも。後半44分には右CKにペナルティーエリア内のファーサイドで左足を合わせシュートを放つシーンもあったが、わずかにそれて決まらなかった。

 歴代最高の32億円を超える年俸で加入した世界屈指のスーパースターのJリーグデビュー。今季最多の2万6000人を超える観客は背番号8がボールタッチする度に大きな歓声を挙げたが、チームは0―3の完敗でイニエスタの初陣を白星で飾ることはできなかった。

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