【川本治の視点】C大阪 健勇欠くも戦術一貫 実力通りの結果

[ 2018年1月3日 05:30 ]

第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会決勝   C大阪2―1横浜 ( 2018年1月1日    埼玉スタジアム )

<C大阪・横浜>天皇杯を制し、埼玉に駆け付けたサポーターと喜びを分かち合うC大阪イレブン
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 C大阪の勝利は実力通りの結果だと思う。金鎮鉉(キムジンヒョン)、ヨニッチ、ソウザ、山口、山村と縦のラインのタレントはJ屈指。今季リーグ戦で得点ランク2位の22ゴールを決めた杉本を故障で欠いても戦い方を変えず、チーム力も落ちなかった。

 同点弾の山村は長身で足もとの技術も高い。鹿島時代(12〜15年)は弱々しい感じがあったが、移籍を経て心身ともに強くなった印象。FW、センターバックなど、どのポジションでも仕事ができるので、一度、日本代表に招集しても面白い存在だ。

 今季は尹晶煥監督のもと走り負けない方針を打ち出し、3部練習などハードなトレーニングを積んできた。リーグ終盤戦の追い上げ、ルヴァン杯優勝、そして天皇杯制覇とシーズン終盤に白星を重ねたことは練習量に裏打ちされている。昨季までのC大阪は勝負弱いイメージだったが、今季はルヴァン杯1次リーグを含めてカップ戦で一度も負けていない。1年で見違えるチームになった。(元ジェフ市原強化部長)

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