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ハリルJを通じ日本人の精神が脚光浴びる…そんな“初夢”を見た

日本代表のハリルホジッチ監督
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 「賀正」「迎春」「謹賀新年」。新年を祝う様々な言葉がある。「賀正」は正月を祝う、「迎春」は新年を迎える、という意味を持つが、上司や恩師らに対して使うのは不適切。目上の方には「謹賀新年」「恭賀新年」のように「謹んで」や「恭しく(うやうやしく)」を含む丁寧な表現であいさつするのが望ましいとされる。新年早々から周囲を敬う気持ちを忘れない、実に日本人らしい文化だ。

 日本代表のハリルホジッチ監督は事あるごとに口にする。「日本の選手は相手をリスペクトしすぎる」「日本の選手はマラン(フランス語でずる賢さ)が足りない」と。強豪国との対戦で相手を警戒するあまり受け身に回る姿勢や、故意な反則で相手を止める技術の不足、敵陣深くでFKやPKを獲得するための演技ができない“大根役者ぶり”を嘆いての発言である。

 勝負に徹するために有効な技術であることに異論はない。一方で、世界を驚かすための日本人らしい他のアプローチもあるのでは、とも思う。故意なファウル、シミュレーションなど一切せずに徹底的にクリーンに戦い、審判をリスペクトして不可解な判定にもクレームをつけない。サポーターは試合後にスタジアムのごみ拾いをしてから帰る、などピッチ内外で日本のストロングポイントを徹底すれば、たとえ1次リーグ敗退でもインパクトを残せる可能性はある。もちろん、8月のユニバーシアード台湾大会中に公園を清掃して注目を集め、優勝も果たした全日本大学選抜のように、結果も両立できれば言うことはない。

 米国のTPPとパリ協定からの離脱、欧州各国の排外主義政党の台頭、北朝鮮のミサイル発射。自国第一主義が世界を揺るがす今だからこそ、世界最大規模のスポーツの祭典であるW杯で、対戦相手を含めた周囲を徹底的にリスペクトする国があったら面白い。ハリルジャパンを通して、日本人の精神がロシアで脚光を浴びる――。年賀状の賀詞を目にして、そんな“初夢”を見た。(木本 新也)

[ 2018年1月3日 11:00 ]

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