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矢板中央MF松井、攻守でキラリ 姉愛莉に勇姿「優勝目指す」

[ 2018年1月3日 05:30 ]

第96回全国高校サッカー選手権大会2回戦   矢板中央3―2三重 ( 2018年1月2日    NACK )

<第96回全国高校サッカー選手権 三重・矢板中央>前半、矢板中央・松井(左)が敵陣に攻め込む
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 ダークホース的存在と言われる栃木・矢板中央が初戦の2回戦を突破した。2年生中心で臨んだ8月の全日本ユース(U―18)フットサル大会で優勝。「球際、攻守の切り替えなど学ぶところは多かった」と言う高橋監督は、フットサルの要素も練習に取り入れると、その成果もあって三重の反撃を抑えて3―2で勝利。「反省はあるが初戦を突破したことは次につながる」と振り返った。

 今大会から交代枠が4から5に増えた。それを見据え、指揮官は夏からチームの底上げに着手した。今大会は例年より過密日程で、この日も先制点を決めたFW久永を前半27分に交代させる大胆采配。「駅伝のたすきじゃないけど、ウチは11人+5人がレギュラー」と先を見据えた。

 中でも注目は有名モデルの愛莉を姉に持つMF松井。この日のスタンドには浦和のMF柏木とともに観戦する姉の姿があった。強じんなフィジカルが武器の司令塔は攻守で貢献し「優勝を目指したい」と、2009年度大会の4強超えを誓った。

 ▼三重・伊室監督 このチームは点は取れる。失点しても崩れずに食らいつけばチャンスはあると思った。1点差まで食い下がったが、最後の一つを決められなくて残念。

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