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U21代表・森保監督 70分濃密トレ 本気指導で18年始動

[ 2018年1月3日 05:30 ]

<U21日本代表練習初日>選手を指導する森保監督
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 U―23アジア選手権(中国、9日開幕)に臨むU―21日本代表が2日、大阪府内で合宿をスタートさせた。正月ムードの中での始動となったが、森保一監督(49)はいきなり70分間の濃密トレ。GKも交えて行った最後のゲーム形式のポゼッション練習では「何秒間、時間を与えるんだ?」とプレッシングが遅くなった選手たちに厳しい要求もした。

 指揮官の本気度の高さの表れだった。初の公式戦となるU―23アジア選手権ではベースアップを図りつつ「結果、勝利にこだわる。その先に頂点がある」と優勝を宣言。練習前のミーティングでは「代表で戦える責任、幸せを持って戦おう」と日の丸の重みを伝え、最終目標として20年東京五輪でのメダル獲得を口にしたという。今大会はその一歩となる。

 昨季途中まで指揮を執った広島では限りある戦力を鍛え上げ、リーグ3度の優勝を成し遂げた。クラブと違って代表は活動期間が限られるが、ピッチ内外で日の丸エキスを注入し、戦える集団をつくり上げていく。

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2018年1月3日のニュース