Ｊ３降格の大分　岡山からＭＦ染矢、千明を獲得

　今季Ｊ３で戦う大分は４日、Ｊ２岡山からＭＦ染矢一樹（２９）とＭＦ千明聖典（２８）が完全移籍で加入すると発表した。

　染矢は奈良産大から２００９年にＪ２岐阜に入団し、１４年から岡山でプレー。１５年シーズンはリーグ戦１７試合出場１得点だった。クラブを通じて「自分のような選手を信頼し、声をかけてくださった大分トリニータの為に全身全霊をかけて闘います。応援よろしくお願いします！」とコメントしている。

　千明は流通経大柏高、流通経大を経て１０年に岡山に加入。１５年のリーグ戦出場は１９試合。クラブを通じて「声をかけていただいた大分トリニータに感謝します。チームに関わる全ての方と共に全力で戦いますので、よろしくお願いします」と意気込んでいる。

　また、１５年途中から岐阜へ期限付き移籍していたＭＦ風間宏矢（２２）が岐阜へ完全移籍することも発表。「シーズン途中でチームを去り、Ｊ３降格という結果に対し自分自身も責任を感じています。正直ここでは伝えきれないぐらいこのチームに愛情があるし、何よりも大分という町が、そしてサポーターの方々が大好きでした。そんな大分は絶対這い上がらなければいけないチーム。本当にここでは伝えきれません。また、大分トリニータサポーターの方々に、『宏矢は成長したな』と言ってもらえるような選手になって、いつか大銀ドームでのプレーを見て欲しいと思っています。本当に感謝しています。ありがとうございました」とコメントを残している。