市船橋　総体の雪辱ならずも朝岡監督「非常に成長してくれた」

第９４回全国高校サッカー第４日 市船橋０―０（ＰＫ３―４）東福岡

（1月3日 フクアリ）
　千葉代表の市船橋は昨年の全国高校総体決勝のリベンジはならなかった。０―０で突入したＰＫ戦、２人目の工藤がまさかの失敗。それでも相手の５人目をＧＫ寺尾が止めて３―４とし、望みをつないだが、５人目の杉岡が相手ＧＫに止められて終戦。

　２年生の杉岡は「ＰＫは気持ちだと思っていた。自信を持って蹴ろうと思ったけど…」と悔やんだ。それでも朝岡監督は「チャンピオンを狙えるチームだったし、非常に成長してくれたと思う」とイレブンをねぎらい、仙台入りする椎橋主将は「来年また、この舞台に戻ってきてくれれば」と後輩たちに覇権奪還の願いを託していた。